高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)と滅菌のクラス分類について

こんにちは。浅草の歯医者、タチバナ歯科医院 歯科衛生士の鈴木です。

今回は、当院で取り扱っている滅菌器についてお話します。

文章に、ちょっぴり漢字が多かったり、皆さんが普段聞きなれない専門用語がチラホラ出てきたりするかもしれません。

難しく感じて読みにくいかもしれませんが、ご興味をもってご覧いただけたら嬉しいです。

 ①滅菌器ってなに?

 皆さん、高圧蒸気滅菌器(以下、オートクレーブと呼びます)という言葉はご存知でしょうか?

オートクレーブとは、患者様の治療に使用する器具・機材を滅菌する専用機器のことです。内部は真空状態にできるので、そこへ高圧の蒸気を注入することで、精度の高い滅菌を行います。滅菌は、患者様に安全な医療・感染対策を提供するうえで大変重要なものとなっています。

②滅菌のクラス分類ってなに?

 実は、その滅菌にも、以下のように3種類のクラス分けがされていることも、皆さんご存知でしょうか?

 【クラスB(Big)※最高ランク】すべての形態の医療機器の滅菌ができる

クラスB滅菌器

【クラスS(Special)】複雑な形状の医療機器の滅菌ができる

クラスS滅菌器

【クラスN(Naked)】一般的な歯科医療施設で行なわれる滅菌ができる

クラスN滅菌器 

一般的に使用されているものの多くが、クラスNになるかと思います。

しかし当院では、クラスBのオートクレーブを導入しております!

オートクレーブには、滅菌システムのスタンダードとなるヨーロッパ規格EN13060が定められており、「クラスB」は、その最高ランクとなります。

クラスBは、すべての形状の医療機器の細菌・ウイルスを死滅させる滅菌レベルなのです。

レベルの高い滅菌を行えることで、患者様だけでなく、我々スタッフも感染から守られているのです。このオートクレーブのおかげで、働いている私たちも自信を持って安心して患者様に医療を提供できています。

当院では、クラスBのほか、クラスS・クラスNのオートクレーブも併用し、短時間で滅菌可能な小器具用の小型オートクレーブや、歯を削るタービンの自動注油機も導入し、迅速かつ安全に滅菌の行き届いた器具を常に患者様に提供できるよう対応させていただいております。

クラスB滅菌器 

③大事なことは毎日のお手入れ

 

毎日オートクレーブを正確に稼働させるため、スタッフが当番制でお手入れし、欠かさずお掃除も行っております。これを怠ってしまうと、どんなに機械が優秀でも滅菌が不十分になることもあり得るからです。これらを管理するのも我々スタッフの大切な仕事の1つになります。歯磨きと同じで、毎日のお手入れが重要なのです!

クラスBのオートクレーブは特に精密なので、メーカー様に直接メンテナンスしていただくことも心掛けて管理しております。

小器具用滅菌器

④当院における感染対策の取り組み

 

コロナが流行る以前から、当院では、患者様が安心して治療を受けていただけるよう、滅菌・消毒など衛生管理の徹底に努めて参りました。

滅菌消毒の徹底のほか、空気清浄機の導入や口腔外バキュームなど目に見えない細菌対策として、いち早く環境設備にも力を入れて取り組んできました。

施術者が触れる場所はラップをし、患者様ごとの交換も徹底しております。

※詳しくは、当院HP「院内感染予防の取り組み」をご覧ください。

https://www.tachibanadc.com/infection-control.php

 

タチバナ歯科医院は、患者様にとって「安心して治療が受けられる、かかりつけ医」であり続けたいと考えております。

やはり自分が患者として治療を受ける場合、接遇だけでなく、衛生面においても信頼できる医院に通いたいと思うからです。皆さんもそう思いませんか?

感染対策おいて、当院では自信を持って対応いたします!どうぞ安心してご来院ください。

今回このブログを読んで、医院の裏側では滅菌においてオートクレーブという立役者くん達が大活躍してくれているということを、皆さまに少しでも知っていただければ幸いです。

滅菌バッグ

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